サウナで「整う」ためには、自分に合った時間が大切。

サウナに通い始めて１か月以上がたった。

今まで１５回くらい通っているのではないだろうか。

連日で行くこともあった。

それはなぜか。

「整う」ためである。

昨今のサウナブームに乗じて、いろいろなメディアで取り上げられだした。

そこでサウナに行くと「整う」」ことができる

という情報をつかんだ。

どんな感覚なんだろうか。味わってみたくなった。

どうやら

・全身性感帯

・セックスよりも気持ちいい

・多幸感

・ぶっ飛べる

らしい。

そこまでの快楽を与えてくれるのかと、試してみたくなった。

そこでサウナに行くようになった。

初めてのサウナでは

まずサウナに入る。

５分くらいできつさと息苦しさを感じた。

でも、もうちょっと頑張ってみよう。と長居した。

自分よりも後から入った人が平気な顔で座っている。

８分くらいだろうか。

僕はサウナ室から出た。

そしてすぐに水風呂に入った。

なんだこの冷たさは。

僕は水の中で足をバタバタさせて、冷たさに苦しんだ。

おそるべし、水風呂。

お前とは二度と相まみえることはないだろう。

そう思った。

そして露天にでて、椅子に座り、外気浴なるものをしてみた。

すると、なんということか。

頭がぐわんぐわんするのだ。

そして、目を閉じ、頭を動かしていないのだが、頭の中でぐるぐる回っているような感じがした。

しかし、それは気持ちの悪いものではなかった。

例えるならば、

ほろ酔いの感じに似ている。

なるほど、お酒を飲まずとも、アルコールを体内に摂取したような感じを味わえるのかと、少し小さな快楽を覚えた。

ぼくは思った。

これが「整う」状態なのか。

心地がいい。

その後２、３日またサウナに行って、このサウナによるほろ酔い状態を味わった。

そんなある日、サウナにはルールがあることを知った。

サウナ１０分程度

水風呂　１分程度

外気浴　１５分程度

こういう時間のルールがあった。

僕は水風呂になれていなかったから、１０分も入らず、冷たさのあまり出てしまっていた。

そして、どうやら頭がくらくらする状態は「整う」状態ではないらしいこともしった。

なぬ？

そんな言葉が口から出た。

僕が味わってきた「整う」は本当の「整う」ではなかったようだ。

思い返してみれば、僕はほろ酔い状態にはなったものの

全身性感帯にはなっていない。

ぶっ飛んでいる感覚もない。

たしかに。

ぼくは「整えてなかった」ようだ。

それから何度もサウナに通った。

そして時間を守った。

それでも「整う」ことができない。

ぼくはサウナ室の時間や、水風呂の時間を調整していって、「整う」ことのできるルーティーンを模索し始めた。

もうすぐ、サウナに通いだして２か月たつが、いまだにわからない。

サウナとは奥が深いものだ。

決して本当の「整う」ができなくとも

疲労回復、睡眠の質向上、ポジティブシンキングなど

かなりいい効果を感じている。

特に寝つきがかなり良くなった。

また、あせもかくのでとても気持ちが良い。

明日は金曜日。１週間の疲れをいやしにサウナに行く。

楽しみで仕方がない。

ただ、一つ言わせてくれ。

サウナは汗まみれのおっさんと裸で同じ空間にいなければならない。

これは苦痛である。

今度は山のサウナ上に一人で

予約していってみようかな。

あっ、でもそれは「整う」ことができるようになってからのほうがよさそうだ。

僕が「整う」ことができたら、またサウナレポートを書くとしよう。

じゃあの～

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