成功者は「諦めない力」ではなく、「やりきる力」を持っている。
「人生において最も大切なことはやりきることだ」
最近、成功者たちの歴史を追うことにはまっている。
ここでいう成功者とは
大企業の社長であったり、有名な実業家だったり、スポーツ選手のことを言う。
・成功者たちはなぜ成功することができたのか？
・生まれたときからずば抜けた才能とセンスがあったのか？
・恵まれた教育環境が用意されていたのか？
なにか共通点を探すために僕は
成功者を追いかけた。
すると、ある真実に気が付いた。
それは
「やりきる力」がずば抜けているということ。
どの成功者たちにも
挫折と呼ばれる大きな壁にぶつかるときがある。
そのときに、僕らはやめてしまったり、
今やっていることが無駄なんじゃないかと思い、やめてしまう。
ブログも同じで、毎日投稿すると決めても、毎日続けれる人など
めったにいない。
ユーチューブも同じ。
視聴者がいないとか、少ないとか、叩かれたとか理由をつけて
３日坊主になったりする。
僕らはなにか目的を決めて、走り始めたとて、それをはじめの意思の強さ通り、
寸分違わず、遂行することなどほとんどできやしない。
しかし、成功者たちはすべからく、みな、それができている。
記者から
「なぜ成功できたと思いますか？」
との問いに
「成功するまでしたからね」
と答えている。
つまり、どれだけ挫折しても、何回失敗しても、挑戦し続けさえいれば、僕らは成功できると。
僕らは目先の成功、失敗にとらわれて、
思った以上にいい結果が出なければ、
そこで挫折し、挑戦することをやめてしまう。
そこで、強く意思を持ち、
毎日毎日、努力し続けることが成功への近道なのだろう。
ただ、「やりきる力」と「あきらめない力」は別のものだと感じた。
成功者は「やりきる力」はあっても「あきらめない力」はないように思えた。
「あきらめない力」とは、
当初に掲げた夢や理想に到達することを曲げない。という意味合いで
「やりきる力」とは
目標や夢の実現のために課した自分への毎日のタスクを寸分たがわずこなすこと。
だと思う。
成功するためには
「やりきる力」が大切なのであって、
「あきらめない力」が必要なのではない。
自分が毎日頑張っていることが
どうにも違う方向に進んでいっていると気が付いたのであれば、
修正、訂正しなければならない。
その目標をやめてしまってもいい。
しがみつくことと、「やりきること」は違うのだ。
目標を決めて、その目標を守ることが大切なのではなくて
目標達成までに決めた、自分への課題をこなすことを守ることが大切なのである。
僕らは結果ばかりに目が行ってしまう。
有名大学に落ちたときに、絶対その大学に合格したいと思い、浪人する人もいる。
１浪だけでなく、２浪、３浪、４浪と何年間も合格するまで挑戦する人がいる。
それは悪いことではないのだが、永遠に落ち続けて、結局中途半端に挫折をしたりする。
目標を変えないことが美徳のようにされているが
実はそうではなく
自分に合わないと思えば目標を変える勇気をもつことも必要である。
さっきの受験生の話だが
その受験生にとって必要なのは
志望校の目標をあきらめないということではなくて、
その志望校に受かるために自分に課したルールや計画をまもり、「やりきる力」である。
「やりきる力」さえ持っておけば、いつかは成功できる。
将来への不安や、過去への後悔なども考える必要はない。
今を一生懸命に「やりきる」ことが必要である。
僕も、いつかは口にしたい。
「挫折？もちろんあったさ。だけど、成功するまでやり続けたからね。だから、成功したんだよ。」と。
成功は偶然ではなく、必然なんだと気が付いた。
成功者たちの過去をおうと思った。
「そりゃ、成功するわ」
と。
僕は成功者にはなれないかもしれない。
だけど自分で決めた、自分に課した課題やルールくらいは
守っていこうと思った。
今日も一日頑張ろう。
リンク
リンク
リンク
