れい@未熟なパパさん新聞

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そのミスはあなたのせいじゃない。~ミスをすることを前提に設計しろ~

 

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同調圧力ってどうなの?

 

 

 

「あいつはミスばっかりしてむかつく」

「いつも同じミスばかりして、何がしたいん?」

「この仕事向いてないやろ」

「あの人は仕事ができない」

 

こんな言葉を聞くことがある。

 

僕はみんなの心が狭いと思った。

 

なぜ人は他人も自分と同じようにできると

 

錯覚してしまうのだろうか。

 

前回の記事と似ているが

 

人には向き不向きがあれば、感覚や感じ方もそれぞれ違う。

 

それなのに、どうして自分と同じだと思ってしまうのだろうか。

 

どうして自分と同じようにできると思ってしまうのだろうか。

 

自分と同じようにできると思うから、

 

できない相手にイライラする。

 

それはあまりに自分中心すぎる。

 

勝手に相手に対する理想を求め、それができないと腹を立たせる。

 

何様のつもりだといいたくなる。

 

僕は人に干渉しないし、深く感情移入をしないように気をつけている。

 

それは感情移入をすることで感情論となり、その人が被害者であるという立場を自ずととってしまいがちだからだ。

 

相手に対して自分だったらこうできるのに

 

と思うことは過度に相手に期待しすぎているのと同義である。

 

そこで必要な考えは

 

「ミスをするということを前提に設計する」ということだ。

 

僕は何か相手にお願い事をするときも、こうしてくれたら嬉しいなと思うときも

 

ミスをすることを前提にお願いするし

 

思うようにならないことのほうが多いと思って考える。

 

すると、相手のミスや思い通りにいかなかったときに

 

「そんなこともあるよね」と割り切ることができ、

 

じゃあそうならないためにどうしたらいいかという議論に入ることができる。

 

もし、相手に対してイライラする気持ちが残れば、その議論は感情論になるだろう。

 

僕はあらゆることに「エラー」が生じるということを念頭に物事を設計する。

 

「人を信用していない」ということを言われることがあるが

 

決してそういうつもりはない。

 

信用はしているが、何事にもエラーはつきものということを知っているし、

 

思い通りにならないことを知っている。

 

そうでないと、思い通りにいかなかったときに怒りを覚えるだろう。

 

部下や職場仲間がミスをすることにいらだちを感じてはいけない。

 

それを任せた自分の責任だ。

 

ミスをすることがあるということを考えずに、その人に仕事を振った自分の責任なのだ。

 

ミスをした人に仕事を振ったのは自分。

 

だから自分の責任だ。

 

そして、僕はヒューマンエラーはないと思っている。

 

あるのはすべてシステムエラーだ。

 

誰かがミスをすると、その人が悪いと人は決めつける。

 

それはなぜか。

 

自分が責められないようにするためだ。

 

もしくは傍観者が一番安全だからだ。

 

そして、その人の悪口を陰で言ったりする。

 

攻撃されない安全な場所から、ミスした人に対して

 

石を投げつける。

 

そんなイメージだろうか。

 

人は人のミスが好きだ。

 

人はどうやら集団生活の中で生き抜くために

 

自分がその集団における価値を高いところに持っていきたいという欲があるのだろう。

 

だから引きずり下ろせる対象を見つけたら

 

みんなで一生懸命引きずり込もうとする。

 

人は人の不幸やミスをよだれをたらして

 

「今か今かと」

 

待っている。

 

だから、ミスした人に対して攻撃を開始する。

 

実にくだらない。

 

とても、動物的行為だと思う。

 

自分にはミスは微塵もないとしたいのだろう。

 

でも、少なからず周りにも責任はある。

 

仕事を振った人、教育係、教えてあげない同僚。

 

そんな人たちにも、少なからず責任がある。

 

だから僕はミスした人の責任だけではないと思う。

 

だからと言って上にあげた人たちが悪いといっているわけではない。

 

悪いのはシステムであり、仕組みや体制だ。

 

ミスを起こさせてしまったその裏側が悪い。

 

人が悪いわけではない。

 

だれしも、ミスをしたいと思っている人はいない。

 

ミスをしたくないと思いながら、ミスをしてしまう。

 

だから、これはヒューマンエラーではなく、システムエラーなのだ。

 

世の中のミスはすべてシステムエラーだ。

 

そう考えると、他人にイライラすることも、過度に期待することも、干渉することのない。

 

人のミスも許せるような器の大きな人になりたい。

 

人のミスを出しにして、悪口でつながるコミュニティなどなくなればいい。

 

世界がもっと優しくなりますように。